英語電子書籍定額制読み放題サービスまとめ

英語学習にかかせないといわれている英語多読。

多読とは何ぞやという方はこちらの記事を参考にしてくださいませ。

ういライフ

親子英語で欠かせない取り組み英語絵本の読み聞かせ。 そこから子供が自分で本を読めるようになったら今度は英語多読の道へとい…

親子英語に取り組まれている方も英語絵本の多読をすすめられているご家庭が多いです。
うちもなんとか安くたくさんそろえたいなと色々やっております。

でも本って高いですよね。
まぁ英語絵本の値段コストのほとんどは海外からの送料だったりするんですけど・・・・。

今の時代本を電子書籍で読むことも多くなってきました。
紙の本のよさはあれど、やはり物理的質量がない分お安いし収納場所をとらない、海外からの送料もかからないのでお安いっていう電子書籍もうまく併用して使っていきたいところ。

そういう電子書籍を月額制で読み放題にしてくれるサービスも増えてきました。
将来的に契約しようかなと色々リサーチしたのでまとめるよ。

調べてると学校や英語教室などで先生が代表して契約してアカウントを生徒に配布する団体加入タイプの読み放題サービスが結構あります。個人での加入ができなくて学校や英語教室などの団体からしか申し込めないのは除外。

日本企業が提供しているサービス

レプトンリーディングファーム

運営 株式会社FREEMIND EVANカンパニー(本社京都市)
対象 小学生~高校生(ネイティブ幼稚園年長から中学1,2年生相当)
ユーザー数 1契約につき1人
費用 月額980円(税別)
利用可能端末 PC,タブレット
読み上げ音声 あり
無料期間 1ヶ月

子供向け英語教室を運営している日本企業が提供しているサービス。
絵本などの他「アメリカNo.1の教科書ブランド、ホートン・ミフリン・ハーコート社の教材1,000冊がe-Bookで読み放題」だそうです。

つまり英語で他の教科の知識も学べるってことですね。

2017年にはじまったばかりでまだマイナーかなぁ。

サービス会社としては中高生あたりをメインターゲットにしているみたいですが大人の英語学び直しにも良さそう。

eステーション多読の森

運営 コスモピア株式会社(本社東京)
対象 英語学習者
ユーザー数 1契約につき1人
費用 読み放題コース毎月800円
読み放題+聴き放題コース毎月900円
話し放題コース(読み放題コース+聴き放題コース+オンライン英会話)毎月5,950円
利用可能端末 PC,タブレット
読み上げ音声 あり
無料期間 毎月3タイトルのchapter1無料

英語学習者向けの出版社が運営している多読サービス。

高校生以上がメインターゲットかな?

絵本からビジネス英語に関するものもまで幅広くといった感じ。

無料期間はありませんが、無料会員プランがあって毎月3タイトルを1章分無料で読むことができます。

ディズニー マジカルえほんワールド 読み聞かせ&英語学習&パズル

運営 Smart Education
対象 3歳以上
ユーザー数 1契約につき1人
費用 月額540円
利用可能端末 タブレット,スマホ
読み上げ音声 あり
無料期間 4作品無料(無料作は入れ替わり)

ディズニー作品の絵本の読み放題サービス。

パズルも遊べるようになっている子供向けのアプリ。

もとになっている絵本はRandom House出版のStep into readingのディズニーシリーズです。
【英語絵本】step into readingシリーズ

こちらは字を読み始めたくらいの低年齢層の子供向けレベルの文章なので、ストーリーが若干はしょられていたり、かなりシンプルな表現になっています。

もとが英語なわけですが、レビューをみていると日本語がちょっと直訳っぽい不自然なところがあるようです。

設定で文字および音声を日本語、英語の切り替えができますので両方とも英語にしときましょう。

Step into readingは購入する場合1冊が500円くらいなのでいっぱい読みたい人には定額制はいいと思いますが、こちらのアプリ内でのラインナップがまだ出そろってないのか数が少なめのようです。徐々に増えているようですが。

とりあえずお試しで4冊読めるようになっていて、無料で読めるものが入れ替わっていくみたいなので入れといて損はないかなといった感じ。

Oxford Reading Club

運営 オックスフォード大学出版局株式会社(日本支社:東京)
対象 教育機関に所属する学生
契約形態 教育機関から
費用 教室での読書サポートがあるのを前提にしているらしくサービス提供者ごとに違う(サポートなしだと月額1500円~2000円くらいが相場っぽい)
利用可能端末 PC,タブレット,スマホ
読み上げ音声 あり
無料期間 14日間、6冊まで

こちらは日本の教育機関を通じての申し込みが必要ですが、個人でもこのサービス単体を申し込めるようにしてくれているところがあるのでこちらにも掲載。

多読の教材として非常に人気の高いOxford Reading Tree。
参考:英語多読おすすめORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)絵本って何?

その本が定額で読み放題になるサービスです。

日本向けのサービスなので操作部分とかは日本語化済みですが、本に関しては全て英語です。
本に出てくる単語のリストと意味が載っていたりもするのですがそれも英語ですし、英語で英語を理解できるようにというのが目的の英語多読環境としては理想的ですね。

基本的に教室の先生が読書指導のサポートに入るのを前提としているシステムなので、
利用している英語教室や学校がある人はとりあえずそこ経由で利用できないか問い合わせてみましょう。

そんなのない、単体で使いたいって人はこちらをご参考に
参考:Oxford Reading Clubを個人で申し込めるところまとめ

費用は基本教室でのサポートありきのシステムなためサービス提供先によってまちまち。
何のサポートもないってところほどお安すくて、月額1500円~2000円くらいで利用できるようです。

ほかの読み放題サービスにくらべるとちょっとお高いかなといった感じがしますが、全部紙の本でそろえるとなると10万円以上してしまうものがこの額ならかなりお得かも。

ちなみに無料期間があってその間は誰でも登録してお試しができますので登録してみて。

サービス内に教育機関コードっていうのを入力するところがあります。
各学校(英語教室)などを通じて契約すると学校側でユーザーごとにコードを発行してそれぞれの生徒に連絡。
それを入力しないと無料期間の終了とともに利用できなくなります。

Kindle unlimited

運営 アマゾンジャパン合同会社
対象 特になし
ユーザー数 1契約最大1人
費用 月980円
利用可能端末 PC,タブレット、スマホ
読み上げ音声 別途audibleで
無料期間 30日間無料

amazonが提供している定額読み放題サービス。

これ英語圏でも提供されてるんだしアメリカのunlimitedに入ればいいのではとおもったけど、残念ながら現在日本在住の場合海外のkindle unlimitedには加入できないようになっています。(回避方法はなくもないみたいだけどグレーなので紹介しません)

それでも英語圏のamazonに比べると数は少ないですが、日本amazonでもkindle unlimitedに加入すると洋書が読み放題できるようになっています。

対象となっている本がこの数年で徐々に増えてきています。
ネックになってるのは権利関係の交渉だと思うんですが、amazonとしても需要があるのがわかってるのか今後も増加しそう。

今のところ子供に読ませたいなと思うような低年齢層向け有名絵本は読み放題対象になってないことがほとんどみたいです(これを書いてる2018年現在の話で今後変わるかもですが)。

kindleの電子書籍では、個人が出版社を通さずに本を売ることもできるため、そういう絵本が読み放題対象になってます。
ただ本の内容に関しての質の担保がされてないのでどうでしょうねぇ・・・。
まさに玉石混交といったかんじかと。

ハリーポッターなどのティーン向けの児童文学やアメコミの代表マーベルのコミックが読み放題対象になっているなど洋書自体の数は多いので、ある程度年齢のいった中級レベル以上の英語学習者にはいいと思うんですけどちいさいお子様にはむかないかも。

そしてあくまでも日本市場向けのサジェスト(おすすめ表示)なのでちょっと洋書が探しにくいんですよね。

amazonはこれと別にaudibleっていう定額制書籍読み上げサービスをやっていて、英語版のHarry Potterとかもその対象になっています。
ネイティブ向け速度なので難しいかもですが、0.75倍速から3倍速まで調整できるらしいのでリスニング教材にもいいかもね。今最初の1冊は無料キャンペーンとかやってますので興味ある方はお試ししてみて。

この二つは大人の英語学習者には本当に人気です。

英語圏の企業が提供しているサービス

Raz-kids

運営 Learning A-Z(アメリカのアリゾナ州)
対象 PreK-6(ネイティブ幼稚園年長から小学校6年生相当)
ユーザー数 1契約最大36人
費用 年110ドル
利用可能端末 PC,タブレット、スマホ
読み上げ音声 あり
無料期間 14日間

親子英語界隈ではラズキッズはとても有名なサービス。
レベル分けされた本が年契約で読み放題な児童向けの読み放題サービスです。
読み上げ機能付き。

基本団体向けのサービスですが、個人契約も可能です。
英語教室などで利用されている場合は授業費にふくまれてるとか、一律オプション費用何円みたいなところが多いかも。

親子英語界隈ではだれか個人ユーザーが代表者をやってネット上で参加者をあつめて割り勘というところもあるみたいです。
ユーザー数上限が36人で、参加者が多ければ多いほど各人の利用料が下がるわけですね。
1ライセンス、年110ドル。
最大人数近くで割り勘できれば年間300円後半から400円くらいで利用できそうですね。

ただしこういう教室外の個人が共同利用者を募集するのはサービス規約違反にあたるそうで、ネット上の募集に対して警告メールを受ける人もいるようです。
ちなみに英語教室などがラズキッズを利用できることを売り文句に受講者を募集するのもダメらしい。

厳しい気もするけど他の団体向け読み放題サービス(xreadingとか)は学校などの組織じゃないと申し込めないようですが、こちらのサービスに関しては団体向けと同じ費用で自分だけ(家族単位)利用の契約もできます。なんだかんだいって年間110ドル(今だと12,000円くらいか)以上を英語書籍代につかってるしっていう人は個人でやってもメリットでそう。

読める本の数を増やしたりwrittingや単語習得などのサブコース(もちろん有料だけど)も希望に応じてとれるみたいです。

けど読める本が完全にreading 教材っていう感じで内容におもしろみがないっていうレビューも。
続くかどうかはお子様によりそう・・・。

14日間無料お試し期間ありです。

Epic!

運営 Epic! Creations, Inc(本社アメリカカリフォルニア州)
対象 ~12歳(ネイティブ相当)
ユーザー数 1契約につき4人
費用 月額980円(税別)
利用可能端末 タブレット,スマホ(iosおよびAndroidアプリ)
読み上げ音声 あり※1
無料期間 1ヶ月

子供向けの本や学習動画のサービス。iosおよびAndroidアプリ。

ダウンロードしておいてあとでオフラインで読むってこともできるみたい。

1契約につき4人までユーザーが追加できるようなので家族で利用できそう。

子供の想定年齢層が低め。

サイトによると有名絵本が色々と読めそうですですが、レビュー見るとラインナップは結構変動していくようなので無料お試し期間中にチェックしてみるのが良さそう。

子供が自分で読むというよりは読み聞かせようによさそうです。

※1オーディオ絵本(文字なし)と普通の絵本が別にあって、文字を読み上げてくれるわけではないようです。

LeVar Burton Kids Skybrary

運営 RRKidz, Inc.(アメリカのカリフォルニア州)+Reading Is Fundamental, Inc.(アメリカのワシントン)
対象 4歳~(ネイティブ相当)
ユーザー数 1契約最大1人
費用 毎月4.99ドル(これを書いてる時のレートで554円くらい)
1年39.9ドル(これを書いてる時のレートでひと月換算約370円)
利用可能端末 PC,タブレット、スマホ
読み上げ音声 あり
無料期間 1カ月

webからのほかiosやandroidからの利用ができる読み放題サービス。
以前はreading rainbowっていう名前だったみたいです。

ナショナルジオグラフィックの絵本が読めるのいいですね。
有名絵本のほか歴史とか生物とかお勉強よりの書籍ラインナップもしっかりしているかんじ。

Scribd

運営 Scribd HQ(アメリカ サンフランシスコ)
対象 誰でも
ユーザー数 1契約1人
費用 毎月$8.99
1年$84.99
Scribd Lite $4.99(雑誌のみ利用可のプラン)
利用可能端末 PC,タブレット、スマホ
読み上げ音声 別途オーディオブックあり
無料期間 30日

もともと文書保管サービスとしてアマチュアの小説やエッセイなどの文書の公開サービスとして設立されたサイト。ウェブサイトで公開されるPDF文書のアップロード先としてもよく利用されていました。

2013年から大手出版社とのコンテンツ提供を受けて定額制サービスをはじめました。今ではAmazonのKindle unlimitedの対抗馬と言われる定額制読み放題サービス。

子供向けの絵本のラインナップ見てみましたがエリックカールさんの絵本やDr.suess、OLIVIA、MagicTreehouseだとか有名どころの定番や今本当によく読まれている絵本や児童書がいっぱいあって良さそう。

過去に読める冊数の月ごと上限を設けていた期間(無制限→月3冊)があったりと、会員数の増加や利用平均数などでサービス開始以降サービス内容をちょくちょく変更しているのでこの先も注意が必要かなと思います。

現在は大量に本を消化するユーザーは制限がかかるとなっていますが、具体的に何冊などの指標がサイトに見つかりません。単純な本の冊数ではなくページ数や内容によるということらしいです。

最新の情報は公式サイトを見てください。

ちなみにオーディオブックは大人向けの本だと1冊53時間とかあるらしく、月1冊こなすのも結構大変なのでは・・・。これをなんとかダウンロードしてあとで全部まとめれば・・・みたいな不自然な消費の仕方をしているユーザーに対しては制限かかって当然だと思いますけどね。

J-Novel Club

運営 J-Novel Club
対象 中学生以上(ネイティブ相当)
ユーザー数 1契約につき1人
費用 一般会員
月額$4.95もしくは年額 $54 (月$4.50).
プレミア会員
月額$10.95もしくは 年額$120 (月$10)
利用可能端末 PC,タブレット
読み上げ音声 なし
無料期間 各巻の1章は無料

日本の講談社やアース・スターエンターテイメントなどの出版社で刊行されているライトノベルや漫画の英訳バージョンの読み放題サービス。
海外ユーザー向けのサイトなので英語サイトです。

読み放題の対象なのは英訳書籍発売前のもので章ごとに公開されていき、最終章まで翻訳されて発売が開始されたら読み放題対象からはずれる。
気に入ったら書籍を購入してねっていうシステムのようです。ウェブ漫画の連載システムと似た感じ。

会員だと他の電子書籍サイトで買うよりお安く購入できたり、プレミアだと月1冊無料で買えたりというメリットがあるみたい。

ラノベ自体がそもそも中学生くらいからだと思うので、ちいさいお子様には不向き。

漫画やラノベは口語表現とかの生きた英語を学ぶのにはよさそう。
英語にそこそこ自信がある高校生以上の子にならいいかも。

Safari books online

運営 O’reilly
対象 情報系の学生、専門職
ユーザー数 1契約につき1人
費用 月39ドル
年399ドル
利用可能端末 PC,タブレット
読み上げ音声 あり
無料期間 1ヶ月

コンピューターエンジニア達にO’reilly英語版読み放題とも呼ばれているオライリー社の技術書読み放題サービスです。

個人利用の場合月39ドルもしくは年399ドル。

会社での利用を想定しているんだと思いますが団体向け価格もあります。

書籍の動画バージョンもあり。

だいたいオライリーの技術書と同じくらいの価格なので1ヶ月に2冊くらい読むのであればお得かなと言った感じ。

年間契約するならACM(Association for Computing Machinery)ー計算機学会で年間99ドルでプロフェッショナル会員になるとこちらを無料利用できるので入っといた方がお得とのこと。学生の場合ACM 学生会員があってさらにお得。

ACMA(ssociation for Computing Machinery)

エンジニアさんとか英語で何か学びたいなという人におすすめ。

Questia Online Library

運営 Questia c/o Cengage Learning
対象 学生、教授、研究者他
ユーザー数 1契約につき1人
費用 年間$99.95 USD
1セメスター(4ヶ月)毎$49.95 USD
月額$19.95 USD
利用可能端末 PC,タブレット
読み上げ音声 なし
無料期間 なし

専門書の読み放題サービスです。
ほとんどが人文系と社会科学系の書籍とWriting Centerという論文執筆用ツールの提供などがあります。

無料でアクセスできるものもかなりあるようです。「english」で調べてみたところ英文法に関する論文や英語詩に関する研究などが出てきました。無料のものだけに絞っても9000件ほど。

 

まとめ

本のラインナップとかは各サービス違うようなので、その内容と使い勝手とか次第かな。
評判的にはSkybraryやラズキッズ、Scribdあたりが気になります。

お試し期間があるものが多いので、本格的に検討する段階(うちのこが読めるようになってきたら。・・・ってなるのか?)でお試ししてみようかと思います。

お値段は書いたと当時のものなので、公式サイト等で最新の情報をチェックしてからご利用くださいね。

他にも個人向けのこんなサービスあるよとか、学校向けだけどこの代理店経由だと利用できるよってサービスがあったらコメントで教えてくださいねー。

紙の本をお安くゲットしたい方はbook peopleがおすすめ

ういライフ

2020/1追記: しばらくの間Book Peopleから日本への発送ができなくなっているようです。 詳細はこちらのペー…

習い事とは違って普段から家庭の中で英語を取り入れた生活をすることで子供の英語力を培うというとりくみのことを「英語育児」や「親子英語」と言います。
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