ママたちが子供が生まれてから購入を検討するものの、何を買っていいのってものすごく迷うものがマザーズバックだと思う。
私も最初は「マザーズバックというものでないと」という変な固定観念があって、けど迷って迷いすぎて……結局マザーズバックでもなんでもない適当なものを使ってた。というか産後情報収集や比較検討する時間がなさすぎた。
それでも別に大丈夫だったのであの頃の私にもうちょっと肩の力抜けばと教えてあげたい。
今ちょうどカバンの買い替えを検討していて、色々情報収集しているのでほかのママ達のためにもついででまとめときます。
マザーズバックの条件
結論から言うと
- リュック型
- 出し入れしやすい
- 軽い
- 大容量
- 防水(できたら)
- 小分け収納(できたら)
っていう要件さえ満たせればマザーズバックとうたってなくても別になんでもいいと思う。
形についてはまず赤ちゃんのうちはトート型のマザーズバックでいいかもだけど、子供が動き出すとトートは邪魔でしかなかったです。だって両手は子供のためにあけときたいのです。
ショルダー型や斜めがけできるタイプ、これも手が開くという意味ではありなのですが長時間持ち歩くとなると片方の肩に重さが集中してしまい痛くなってきてしまいました。
というわけで結論としてはリュック型1択。
でもっておむつとか着替えとか、ミルクが必要な赤ちゃんは哺乳瓶とか、とにかくいっぱいものを入れなければいけないので大容量なもの。それらの荷物を入れるわけだからカバン自体は軽くないとやってらんない。
どこに行くかとかにもよるけどアウトドアで雨に降られたり水場(お子様達水遊び大好きだし)でぬれても大丈夫かとかを考えると防水が考えられてたほうがいい。子供のための飲み物を入れたりもするしね。
そしていっぱいものを入れてるとあれどこに入れたっけってなるので(よくなってます)できるだけ小分けができたほうがいい。
ただ小分け収納は別途こういう
バッグインバックを買って後付けするってこともできるので、それを買う前提とかならはじめから鞄になくても大丈夫かも。
お財布とか携帯とかよく利用するものはカバンを肩から降ろさなくても出し入れできるようなポケットや背面ファスナーがついてるとさらに理想。
定番マザーバック
口金型(Anello系)バッグ
ちょっと前までのマザーズバッグのリュック型といえば、機能性は確かに満たしている、けどはっきり言ってデザインがダサいというものが多かったのです。
それが変わってきたのが、2010年代に入ってから。
特に2016年ごろに流行りだしたAnelloの口金リュックが、マザーズバッグと特に用途を限っていないのですが先に挙げたマザーズバッグの条件を満たしていて(小分けは細かくはできないけど間口が大きく開く一覧性でカバーしてる)、色展開やバリエーション豊富でおしゃれ、お値段もお手頃と三拍子そろっていてママさんたちの間でもブームが起きました。
意外と知られてないようですがAnelloは大阪発祥のバッグブランドです。心斎橋にある直営店には海外観光客がバックを買いに立ち寄るくらい海外でも人気。
色んなとこで売られてて入手もしやすいし人気なのもわかる。
けど逆に言えば人と被りまくるのが欠点でした。
今はかなり落ち着いたかな。
最近ではカラー展開だけじゃなくこういう柄ものも増えてきていて人とかぶる問題は解消されつつある感じ。
このAnelloの流行を気に、一気に大人の女性向けのデザイン性が高いリュックが色々と作られるようになりました。
マザーズバッグもこの流れに伴って機能だけではなくデザイン性も兼ね揃えたものが増えていきます。
そしてAnelloのガバッと大きく開けて一覧性が高いタイプを口金型と呼ぶのですが、これを取り入れたマザーズバックが特に増えました。
おしゃれママ達御用達ブランド
大人の女性向けのリュックが流行って、世界的に有名なブランドでも女性向けリュックが作られ始めます。
ただし高級ブランドは素材に革を使っていることが多く、たまにナイロンがあっても容量が小さめとマザーズバックとしての要件からは外れてしまいます。
というわけでブランド系でもマザーズバッグに適したものはそもそも少なくてそこまでお高いものがないのでせいぜい2万円くらいまでのものを使っている人が多いかなと言った感じ。
子供が小さいときはあまりお洒落ができないからバッグくらいはと力入れる人もいれば、
まぁそんなに長期で使うものではないはずだからもっと安くてもいいやという考え方の人もいるし
この辺りは意見が割れるところではありますよね。
MARC JACOBS NYLON BIKER BACKPACK
その他普段洋服や小物で買ってるおしゃれブランド系が出しているリュックをマザーズバックにというパターンですね。
パパと兼用、機能重視派向け
パパと兼用派や機能性重視派はポーターやフレドリックパッカーズ、モンベル、パタゴニアなんかのメンズやアウトドアブランドを利用って人も。
ポーター
フレドリックパッカーズ
これは某有名ママモデルさんが利用してるってことで注目された。
モンベル
パタゴニア
ケルティ
こちらもママモデルさんが利用。
子供が成長してそこまで大容量のバックがいらなくなってからもアウトドアのお出かけで活用出来そうだしいいかもね。
シティブランド系
ハーシェルサプライ
こちらも某ママモデルさんが利用ってことで注目された。ハーシェルサプライはLITTLE AMERICAが有名っぽいですけどこれ以外のリュックもかわいい。
モデルさんがもってるとなんでもおしゃれに見えるからねふっしぎー^^;
カンケン
赤い狐のマークが特徴的。カラーバリエーション豊富です。
子供サイズもあってお子さんとおそろにすることもできます。
チャムス
ペンギンマークがついてるかわいいバックです。私の周りではよく見かける。
カラーバリエーション豊富で男性向けにも女性向けにもいいですね。
私のおすすめ
日本ではあまり名前が知られてない海外メーカーのマザーズリュックがお値段お手頃でいいと思うのよね。
ベビーアムール
Bebearっていう主にイギリスやアメリカなどで製品展開をしている会社(中国資本?ちょっと詳細は不明)のベビーむけブランドがBebamour (ベビーアムール)。ママバックのほかだっこひもがメインラインナップのよう。
だっこひももエルゴと同じく腰で負荷分散するタイプのものなんだけど、セール中のお値段がエルゴよりかなりお安くて検討価値ありなのでは。
会社自体2008年創業らしくて日本での知名度はほぼない。
でもベビーアムールのこのバックはイギリスアマゾンだとNappy Changing Backpacks(おむつかえバック)カテゴリでランキング1位になってた。
パパと兼用出来そうなカラーラインナップ。
日本amazonの担当者が日本語あんまり上手じゃない人らしく、商品説明がたどたどしくてちょっと怪しい感じになってしまってるものもあるので損してるなーと思う。
イギリスやアメリカでの商品レビューみる限りはものすごく評価高いです。
デザイン、機能的にはこっちも気になる。
サイドにウエットティッシュ用ポケットや、フロントポケットに哺乳瓶いれよう小分け、おむつ替えシートなんかもついてる。
こっちはAnello風。
Anelloはほんとに人気があって追随するメーカーがいっぱいでてきています。
人とかぶりたくないからあえてこっちにしたみたいなレビューがありますね。
他のマザーズバックと比べてもそこそこお安く、コスパが高そうなママバッグを展開中なので今私の中で注目度No1です。
ALLCAMP
名前の通りキャンプとかのアウトドアグッズを展開しているアメリカのメーカーさん。
なんでアウトドアグッズメーカーがママバックをって感じだけどこれを見て納得。
ピクニックバックねこれ。まじか、アメリカ人ピクニック行くのにガラスのコップとか陶器のお皿持ち運ぶの!?っていう驚愕のお品。
でもこのメーカーだけではなくいろんなところがこういうピクニックバックをだしてるので、需要があるんだろう、アメリカでは。
でこのコップの仕切りとかを哺乳瓶入れ用にしたママバックをだしたってわけね。
防水、仕切りとポケットの多さ。背面ポケットにもチャックがあって肩にかけたまま携帯を出し入れできる。
ウェットティッシュを出し入れしやすい横のジッパー付きポケット。
鍵などをひっかけるフックがリュック内側にあってどこいったってならなくてすみそう。
ベビーカーにかけられるようにもなってる。
ものすごい機能的で大容量でユニセックスなデザインなのでパパとの共用もできそう。
そして使い終わった後PCバックにもできるんじゃないかな。
私こちらを実際に買っております。
背面のクッションがしっかりしてるのもあって若干重いかなっておもっちゃったんだけど長時間背負っててもそのクッションのおかげで負担が分散されてかなり楽です。
ただ女性が背負うとかなり大きめな感じなので半日以上のおでかけで主に荷物が多いときに利用しています。
普段はもう数時間くらいなら2歳も後半になってくると普通のリュックで大丈夫な荷物量ですしね。
そういうもうちょっと容量ちいさくてもいいって人にはこちらの型もよさそう。
こっちはリュック、肩掛け、手提げの3wayで入り口がばっと広いタイプ
まとめ
日本メーカーのママバッグを使っているって人も多いのですがそちらは検索すればすぐにでてきそう(&見た目がみるからにママバックって感じなのが多い)なので今回はあえて掲載しませんでした。
好みなどは人それぞれだし、最初にいったように私も適当な鞄で何とかなってきたので絶対にマザーズバッグじゃないとダメってことはないです。
使い勝手とご予算と見得とデザインその他諸々でご自由にって感じ。
ほんとに、こうじゃなきゃにとらわれないで自分のすきなもの使っていいんですよ。