幼稚園の役員をやってみてやはり働く母には厳しすぎると思った

うちの娘が通っている幼稚園では四月にはいってから保護者役員をきめることになっています。
去年役員に選出されてしまった私、役員経験者は原則免除なので今年は役員決めの日もすごい気が楽というかむしろ早くこいという感じ。

その役員決めの集まりでの駐車場整理をもって私の幼稚園の役員活動終了!

やっと・・・おわった・・・・。

大変大変とはきいてたけど、ほんとに大変だったよ。

何が大変なのか?

先輩ママから幼稚園の役員は大変で小学校の役員と比べて負担が大きいとは聞いていましたが、具体的にどう大変なのかわからず不安しかないままはじめたわけです。

何が大変だったかについては時間がごっそりもっていかれる、これにつきます。

基本は自分の子供のイベントで幼稚園にいかないといけない日に+アルファで30分ほど早く来て役員活動とかが多かったんですが、2カ月に一回うちあわせのための役員会(4時間程度)、大きなイベント前日は半日くらい(4時間程度)とか一週間まるっと(6時間~8時間程度×5日間)みたいな感じ。もちろん全部平日です。

お仕事内容自体は買い出し、テントはり、車整理、保育補助などなど特に特殊技能がいるってわけでもないのですが、ともかく時間がかかるのと他のお母さん方とのチームワーク(人数)が必要。

幼稚園ってただでさえ平日のイベントが多いうえ、子供が体調不良でやすみってこともあるし、それに役員もしてたら正直言って仕事にならないのでは・・・。

働いているお母さんたちがどう乗り切ってるのかというと働いてはいるが非正規なのでシフトを減らす、仕事を辞めるなど母親のキャリアの犠牲でなりたっております。

ていうか、力仕事があってことさら要請された日以外父親なにしてるんだろ・・・っていうくらい母ばっかりです。
逆にこのなかにお父さん出てきにくいよねってくらいの雰囲気ではあるのですがお母さんじゃないとダメってことはないはずなんですよね。
で、これだから子持ちは的なこといわれるの母親ばっかりなのなぜなんでしょうね、ふっしぎー(とおいめ)

私は自営業なので忙しい時期の仕事をへらして=収入を減らして、乗り切りました。
有給使い切るとか以前にそんなものないよー。

保育園に入れたくても入れない世の中なのに、もし収入減らせないくらいにカツカツだったらどうするんだろう?
過去に役員になって、がっつり働いているお母さんの中には自分の母親を代理で出席させたみたいな人もいたみたいですが。

時代の流れとともに

昔は専業主婦がおおかった幼稚園ママ。
でも時代の流れとともに今はほとんどのお母さんは働いているので、役員活動の負担は昔に比べると減っているらしいです。

えっこれで・・・って感じではありますけど、イベントの内容を見直したりしてなるべく負担が少なくなるように徐々に変わってきているみたい。実際去年も、「毎年これトラブって大変なので今年はこうしてみましょう」と変更したものもありました。

園長先生に聞いた話だと同じ系列の別の園では一回保護者役員を廃止にしたらしいのです。
でも、そもそも役員ってなんであるのって話でも書きましたが、

ういライフ

幼稚園って割と平日にイベントごとを設定してくるんですよね。 それだけでも働いてると仕事の調整しないといけないし憂鬱なんで…

保護者会自体が保護者側の自発的な活動(表向き)なのでやるやらないは保護者の自由、とはいえやめる=今まであったイベントがなくなるか縮小なのですよね。

結局数年後に復活させたらしいです。

やってみてよかったこと

なんかマイナスイメージばっかりになってしまいましたが、やってみてよかったこともあります。

幼稚園での子供の姿をみる機会が多かった

普段は参観とかイベント当日とか限られたときにしか自分の子供が幼稚園でどういう風にすごしてるのか知ることができませんが、役員活動で幼稚園にいっているとその時に姿をみれたりしました。

保護者招待はなく子供と先生たちだけでおわるようなイベントも、役員としてお手伝いしていると合間に自分の子の姿をみれてこのあたりは役得だなぁと思ったものです。

運動会のリハーサルもどこから出てきてどのへんでおどるのかみたいな事前情報はばっちり。
子供本人に聞いても年少さんではいまいち要領をえない回答なので、そこを自分で確かめられるってのはラッキー。

うちのういちゃんは他のママがきている=私もいるはずくらいに思ってるらしい。
今年は役員じゃないからいないよ・・・。

役員席を用意してもらえた

こちらは幼稚園にもよると思うのですが、うちの園ではお遊戯会などの時に最前列の指定席すぐうしろあたりに役員さんようの指定席を設けてくれていました。

通常は抽選で事前に決まった指定席に自分の子の番のときだけ座る。
出番じゃない人は後ろの自由席にというスタイル。

そもそもが自分の子の番の時には抽選できめられた最前列付近の席にいけるので役員席にそんなにお得感はないけど、まぁ全体を通して前の方で見れた。このあたり好きな席を選べるとかあらかさまにお得さアピールしてもいいはずなんだけど、役員だからって完全にお得になるとそれはそれで色々あるらしい。

疲れるよね・・・。

幼稚園の先生の仕事を見る機会があった

これも子供を見る機会とおなじくですが普段は参観とかイベント当日とか限られたときにしか見る機会がないじゃないですか。子供たちが帰ってからの先生の仕事とかって想像できます?

決して保護者役員にイベントの仕事をすべて丸投げしてるわけではなくて、やることは役員と一緒にやってくれていて、イベント当日は子供たちのことをみててくれてて、確かにこの上余裕はないよね・・・・みたいなところがわかったかな。

秋ごろにはもう先生たちは年末の劇と冬休み明けのお遊戯会の衣装や小道具の制作を含めた準備をしてくれてたりするみたい。
そうだよねー・・・時間かかるよね、あれ。
家に帰れば先生もお母さんだったりして、むしろどうやって時間を作っているのだ・・・と思わなくもない。

知り合いがたくさんできた

同じ学年のママさんたちと役員活動でたくさん知り合いになり、今年の年中のクラス替えでは「あれ?この子もこの子も役員さんの子じゃん、クラスのママさん半分くらい知り合いなのでは?」という状態。

顔見知りがいるってとっても安心感高いですね。

幼稚園役員をするために必要なもの

やってみてこれがないと厳しいなぁとおもったもの

1.時間
2.仕事できなくても死なない程度の経済力
3.コミュ力
4.前年の引継ぎ資料
5.グループチャット機能のあるSNS(Lineとか)
6.あきらめの気持ち

です。

1,2はすでに述べた通り時間を持っていかれますし、カツカツな経済力では死活問題になるとおもいます。

3.コミュ力はね、子供が体調崩してとか、どうしても仕事が休めなくてとか色々あると思うんですが最低限の連絡をしてフォローをおねがいするなりコミュニケーション取っておけばなんとかなるはずなんですよ。
でもそれすらできない人もいて・・・・。

4.前年の引継ぎ資料は、全員経験値がないまま役員をやることになるので前年からの資料はとても大事。
今後のために反省点はこうしたほうがいいかもなどを申し送り、ちょっとづつ改善がされていくっていう。
とりあえず前年と同じで、にするのは楽だけどそのままではつらいからなぁ・・・。

自分が苦労したことを後続の人がやらなくていいってことに怒りを覚える人もいるみたいなんですが、それは違うでしょと思う。今の園は歴史が長くて親子2代で同じ園に通っているって人もいるんだけど、そんな風にもし将来自分の孫が通うことになって自分の娘(嫁or息子)に同じ苦労させたいかみたいな長い目で見た方がいいと思うな。

とはいえ経験してみないことにはつらいところとか改善点とかが見えてこないので、いくら引継ぎ資料があるとはいえ一年で代替わりな役員制度では難しいよねとも思う。だからってもう一年とか嫌ですけども・・・。

5.基本お母さん間の連絡はすでにLineだと思います。
Lineにはグループチャットがあるおかげで連絡がスムーズにまわりますし、写真や資料の共有もできて日程調整などの機能もある。仕事で使っている人もいるだけあってこういうのにはもってこい。

むしろなかったら全員に連絡取るのも大変で時間がかかるし、集まらないといけない日がもっと増えたでしょうね・・・。
天候によって予定変更なんてこともあるし、これがなかった時代の人はどうしてたんだとか思うと恐ろしい。

6.大変だけどやるからにはやりきるくらいの気持ちでやったほううが、終わったときにすがすがしい思いになれるかなと思います。こういう風に偉そうにまとめブログをかけるのも前向きに取り組んだおかげだ。

というわけで、もうなくなればいいと言われたりする役員活動ですが、やってみてもうちょっと負担減らしてもいいんじゃないとは思いますが最終的に全部なくなればいいとは思わなかったんですよね。うちの子もまた幼稚園であれ食べたいとかゲームしたいとかイベントの時のことを数ヶ月経った今でもいいますし、やっぱり楽しかったんだろうな。そんなこと言われたらやってよかったなぁと色々報われた気になるよね。

とはいえ幼稚園側に人員の余剰とかお金ががあればやらなくてもいい仕事もあると思うんですよ。
それがないのがそもそもの問題なんでしょうけど・・・。例えばお金がないからベルマークなんかやらなくちゃならなくなるんですよ。
誰かポンとお金を出して使用人とかを派遣してくれるマダムとかがいれば役員活動なんてなくていいわけです。
そんな人・・・・・いないしな。

負担を減らす方向で、なおかつ子供達の満足は損なわない方向で、いいところでバランス取れるようになるといいなと望みつつ次の役員さんに託したいと思います。

習い事とは違って普段から家庭の中で英語を取り入れた生活をすることで子供の英語力を培うというとりくみのことを「英語育児」や「親子英語」と言います。
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