もうすぐ新学期がはじまりますね。
去年の春頃のことを思い出しました。
ういちゃんがお外に遊びにいきたがるため家の近くを一緒にお散歩していました。1歳のういちゃんの歩行速度に合わせてなのでとてもゆっくりと。
とそこへだーっとかけていく女の子が目の前を横切りました。
近所の小学校の制服を着ていてちょっとまだ大きめ、ランドセルもぴかぴか。
あー新一年生だ。そっかーまだ学校の授業あまりなくてすぐに帰ってくるのね、と見送りました。
しばらくしてその子が今度は私たちの後ろからだーって抜き去っていきました。しかも入り組んだ路地のほうにです。そっち通学路じゃなかったような?
あれ? なにしてるのかな? もしかして・・・
ちょっと気になってういちゃんをだっこしあとを追ってみました。
すると路地の先で泣いてる女の子とその相手をしているっぽい近所のおばさん、そのすぐそばで自動車に乗ったまま窓をあけて電話しているおじさんに出くわしました。
そしてういちゃんをだっこしてたためかおばさんに「この子のお母さん?」と聞かれる。
予感的中どうやら女の子は迷子になっちゃったみたい。
そしておじさんは警察に電話中でした。車一台がぎりぎり通れるかくらいな道を車で通ってるってことはおそらくこのご近所に住む方だろうと思う。
女の子を落ち着かせるようにちょっとお話してみました。お名前と一年生で何組でなになに先生と話してくれました。
「どこに住んでるの?おうちの住所わかる?」
せめてなんとか町とか答えてくれたらなーとおもいましたが、女の子からの答えは
「うーん、日本」
範囲ひろーーーい! グローバル!^^;
最近は防犯対策で登下校中にはつけないようにしているみたいなんだけどポケットにはいってた名札には住所が書かれてない。
うーん防犯対策とかにはそのほうがいいのかもだけど役に立たないぞ。
おじさんには警察よんだからすぐきてくれるといわれたもののなかなかこない。
しかたなく女の子とお話していると今日はお友達の家までついて行ってその前でわかれて帰ろうとしたら道がわかんなくなっちゃったんだって。でも学校まで行けばおうちが分かるらしい。
あ、なんだじゃあ学校すぐそこ(角を二個くらいまがって50mくらい)だし一緒に行こう。
・・・と提案したところおじさんに警察よんだしもうすぐ来るはずだから勝手にいかないでと制止される。
なんでだよ。
イラってしつつもさらに10分ほど待つけどやっぱり警察こない。
結局居合わせたおばさんが学校のほうに行ってくれ女の子のお母さんが迎えに来てくれたほうが早かった。
落ち着いてた女の子もやっぱりママの顔見た途端号泣だった。そうだよね、一刻も早く帰りたかったよね^^;
迎えに来たお母さんの話だと学校のすぐそばがおうちだったみたいだし、むしろなんでそんな距離で迷子になってるのと怒られてました。
結局そのあと警察の人にお母さんきてくれたのでとおじさんがふたたび警察に電話したんだけど警察の人路地で迷ってたみたいだし。警察官の人もここに派遣されてきてるだけで土地勘なかったりするんだろうな。
そもそもじぶんちの住所が言えない状態なので警察の人も学校に連絡とるしかない。
というか最寄りの交番よりも学校のほうがはるかに近いんだしどう考えてもおじさんの対応がおかしいと思うんだよね。
地域によっては片道30分以上かけて通学している小学一年生もいるみたいなんだけど、大抵はそんな遠くないところから通ってるはずなのですよね。迷ったとしても学校からそう遠くまでは子供の足ではいってないはず。ということでもし迷子でおうちの住所が言えないような一年生を見かけたら警察じゃなくて小学校へ連絡とって、できたら学校まで送ってあげてくださいませ。
しかし私小学校に入るころにはもう自分のうちの住所は言えた気がするんだよね。
幼稚園の年長さんのお誕生会で自分の名前と住所誕生日をいわなくちゃいけなくて何回も練習した覚えがあるもの。
子供にGPSの機器をもたせてる人もいるみたいだけど、それよりなにより
ういちゃんには家の電話番号と住所は一年生になるまでに覚えてもらおっと^^;