こないだ100均に行った時に制止する間もなくういちゃん、ディスプレイ中のちっさな陶器製の飾りを触っておっことしてパリーン。
うひゃーって変な汗出ました。
店員さんにごめんなさいしたところ怪我はなかったですかって心配してもらった上弁償もしなくていいですよ……と。
ううっ、ありがたくて泣きそう。
よく行くお店なのですが、このご恩は別の商品を買うことで返しますからね^^;
今回のは少額すぎて適応できないのですが、こういう風に他人のものや人に損害を与えた時の弁償のための保険があります。
しかも保険料は月換算100円台だったりして結構お安い。
その保険の名前を個人賠償責任保険といいます。
個人賠償責任保険とは
個人賠償責任保険は、個人が何か物を壊しちゃった時や怪我をさせて賠償しないといけない時に適応される保険です。
この先もこういうことがありえるし賠償額が数千円くらいまでならなんとかなりますが、数万とか数百万とか言われたら困りますから入っとくのが良さそう。
この個人賠償責任保険は単独で入ることはできなくて、特約として他の保険につけるというのが特徴。
でもって家族のひとりが加入していれば、同居の家族の全員が補償の対象になるのですよね。
いくらまでの賠償額に対応してくれるかは保険によりまちまち。
でも賠償額が低いものは保険が適応できないって条件になってることがほとんどのようです。5000円以下とか。なのでういちゃんが壊しちゃった100円均一の商品とかは無理なんですがそれくらいなら払えるし^^;
ものを壊した場合だけじゃなくお友達にケガをさせちゃったとかの場合も適応されます。
自転車保険も兼ねるよ
最近は子供の自転車の事故で多額の賠償金を支払わなければいけない事例も増えてきて、自転車保険が注目されてます。
自転車保険は自転車に乗ってたときなどの交通事故による自分の怪我や障害を補償してくれる交通傷害保険と他人に損害を与えてしまった時(こっちは日常生活一般)の個人賠償責任保険がセットになった保険です。
つまりすでに自転車保険に入ってる人は個人賠償保険にもはいってるはずです。あとは同居の家族にも適応されるかとか条件をチェックですね。
でも個人賠償責任保険のためだけに自転車保険に新たに入るのはあまりおすすめできません。というのも車や火災保険などなにか他の保険のオプションとして個人賠償責任保険をつけた方がお安かったりします。だいたい月120円くらい。
また自転車保険の傷病保険は自転車に乗ってたときもしくは交通事故を原因にした病気怪我に限定されてます。でも怪我をするのは他の日常生活中のことの方が圧倒的に多いです。
もちろん交通事故に限定されてない傷病保険の方が費用はあがってしまいますが、補償してくれるシーンが限定されてないので保険が活用できる機会も多そう。
後述しますが傷病保険に個人賠償責任保険がつけれるものがあるので自転車保険を検討するならそちらの方がよいかなといったところ。
もちろん何にも入ってない状態よりは入ってた方がいいので、自転車保険は特に他の保険はいらないって時の候補にするといいんじゃないでしょうか。
個人賠償責任保険特約は後付けできる
特約というと大抵は保険申し込み時に一緒に申し込んでおかないとつけれないイメージですが、個人賠償責任保険は後付できることが多いようです。
うちも自動車保険に個人賠償責任保険特約をつけることにしました。
ただし保険会社さんや入ってる保険のプランによって、後付けの場合いらないオプションもついた高い方しか入れないとかなにか条件がつく場合もあるみたいなので、興味があったらご加入中の保険会社さんに一度ご相談してみるとよいかと。
示談交渉がついてるかとかいくらまで補償してくれるかなど本当にまちまちなので、しっかり比較して自分にあった所を見つけてください。
個人賠償責任保険がある子供用保険のおすすめ
個人賠償責任保険だけ追加できればOKという人は、先ほどから言ってるように車の保険や火災保険に加入していればそれに個人賠償保険をつけるってのが一番お安くなりそうでおすすめです。
でも子どもの病気怪我を補償してくれる保険も一緒にって場合によさそうなものを以下にまとめときます。
付帯で個人賠償特約つけれるような保険に入ってないor調べてみたけど結構お高かったり補償内容がいまいちって方もご参考にどうぞ。
コープ共済のジュニア20
子供が小さくてお買い物にもなかなか行きづらいってので生協の宅配で日々のご飯とかのお買い物をしているっていう方も多いと思います。小さい子がいる場合宅配料金が無料になりますしね。
その生協がやっている子供向けの共済がたすけあいジュニア20という20歳までの子ども向けの怪我や病気での入院に備える保険です。
そちらの付帯サービスとしてつけれる個人賠償責任保険が最高保証額1億円となってます。
ジュニア20は月1000円で入院やケガでの通院が保障され、個人賠償責任保険は月170円とまぁ良心的なお値段かなと思います。
加入には生協会員になる必要がありますが、やはりもともと利用してる人も多いのか他のママさんにきくとこれに入ってるって方が多い。
最高保証額も高いし自転車保険代わりとしても充分なのがこれだと思う。
この個人賠償責任保険はコープ共済のほかの医療コース、女性コース、ベーシックコース、シルバー70コースなど大人向けのプランにもつけることができます。
大人の自転車保険代わりにもいいかも。
子供用の傷病保険はまだいいやって場合でも、何も保険にはいってないママさんとかこの月額1000円くらいのコースにはいっといて個人賠償責任保険つけとくとかもいいかもしれない。
都道府県民共済のこども型
都道府県ごとの共済です。お住まいもしくは勤務地がそこにあればはいれます。
地方によって若干内容が違うみたいだけど、子供用の共済は18歳までの子が入れて月額1000円もしくは2000円でケガの通院や入院が保障され、個人賠償責任保険が標準でついています。
1000円プランの個人賠償責任保険は100万まで2000円プランで200万までの限度(いづれもそのうち1000円は自己負担)。
自転車事故で5,000万円以上の高額賠償が発生することもあるようなので自転車保険がわりとしては心許ないかな。
全労済の国民保険キッズタイプ
キッズタイプ月額900円とキッズワイドタイプ月額1600円がありどちらも個人賠償責任保険が標準で100万まで(そのうち5000円までは自己負担)の補償となってます。新規加入できるのは14歳までで最長18歳まで。
都道府県共済とおなじく自転車保険としてはちょっと頼りない限度額。
でも月900円からと子ども向け保険の中でもお安い。
まとめ
子どもの医療費に関してはうちみたいに、小さいうちは医療証があるので適応されてる年齢のうちは保険いいやって方もいらっしゃるかと。
かんぽの学資保険みたいに子どもの医療費補償の特約をつけた保険に既に加入してるとか、医療証あるし確率低いもしものときのための医療保障はいらないって場合はまずは車や火災保険なんかの付帯で個人賠償保険に入れないかの確認ですね。
ただ先進医療とか健康保険を適応出来ない(医療証が使えない)病気になる場合もあるし、看病する親が仕事休む分の補償を考えて上記のような子ども向け共済に入っておいてそこで個人賠償責任保険にはいっとくというのがよいかと。