育児は期待値を低く持つと楽になると思う

  • 2016年6月20日
  • 2020年2月16日
  • 教育論

1歳○ヶ月でこんなこともできるの!すごい!うちの子天才じゃない?
っていう親バカ度を発揮する日々。

よく一緒にあそぶいとこの6つ上のおねーちゃん、3つ上のおにーちゃんのマネをしたがるういちゃん。それはまだできないでしょ、危ないよハラハラってことも多々。

こないだもおねーちゃんのコマ付き自転車(もうコマは卒業して自転車も新しいのに買い換えたのだけど昔のがおいてあった)にのってた従兄弟君を見て私も乗る!とばかりによじよじ登ろうとしてた。

やめさせるとギャン泣きされるのは目に見えているので、しょうがないなーと乗せてあげた。ういちゃんがハンドル持つ手を上から握っておそるおそる出発進行。三輪車もまだ自分でこげないくせに自転車デビュー^^;こんなのに乗ってる1歳児いないよー。

もちろん「なんで〜してくれないの!」「〜できないの!」って思うこともある。全然ご飯食べてくれないとかいつもの時間にお昼寝してくれないとか、外に行きたがってたくせに歩こうとしないでずっとだっことか、えーもうなんでよって。

その思いの背景には〜できるはず、とか〜して当然っていう思いがあって、その期待値を裏切られた行動をされるとイラっとするわけ。

でも「まだできないでしょ」と「できるでしょ」の境界を決めてるのは他でもない私自身であって、子供が意思を持って決めたわけじゃない。決して親の期待を裏切ろうとしてふるまってるわけじゃない。

話は変わりますが実家で大学の頃から犬を飼っていました。育児してるとそのわんこの小さい頃を思い出すんだよね。なんでも口にいれてたし、ものはあっちこっち持ってくし、かまってちゃんだったし…あー、同じだわって。

犬の知能は人間の2〜3歳くらいらしいのだけど、そのわんこを育ててる時もすごい!かしこーい!って思う時とあーもう…って時もあって、本当に今と状況が似てるんだよね。

でも当然だけど人間の子は二本足で立って、手も器用に使えるようになって、わんこができなかったことができるようになるんだよね! すごーい、そっかういちゃんはそれできちゃうんだ*1と変なところで感心したりする。

つまり期待値がわんこ基準だから、それ以上のことされると人間の子なら当たり前のことでも感動するんだよね。

期待値低いとお得。

子供がおっきくなってくと、だんだんこれくらいできるでしょという基準が高くなってくのは仕方ないと思う。

他の子ができてるんだからうちの子もできるでしょとか。そもそも小学生中学生にもなれば子供自身が大人と同じようにふるまい、一人前のつもりでしゃべってるんだから大人と同じ期待値になっちゃうよね。で、その期待値をクリアしてくれなくてイライラ。

子供だからしょうがないんだけど。
子供だから大人と同じ期待値もっちゃいけなかったんだけど…。

期待値を低くめに設定しとくといいのは子供に限らないよね。対大人でも期待値高いとイライラしやすくなっちゃうから。

「こういうときは〜してくれて当然」とか「これくらい言われなくてもできるでしょ」とか、とかくイライラが多い人は他人に対する期待値が高すぎなのかもしれない。

自分のために他人が動くのは当たり前、これくらいしてもらって当然みたいな傲慢な人間ほど、自分がイライラしてるのは他人のせいって思ってるみたいなんだよね。

どうにもできない他人をどうにかしようと思うより、自分の他人への期待値を下げる努力をした方がいいのに。

そういえば「夫は犬だと思えばいい」っていう本がありましたね。タイトルだけ知ってて中身読んでないけどあれもそういうことなんだろうな。

習い事とは違って普段から家庭の中で英語を取り入れた生活をすることで子供の英語力を培うというとりくみのことを「英語育児」や「親子英語」と言います。
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