学習能力の前に身体機能をしっかり育てないとね

  • 2019年3月2日
  • 2019年5月2日
  • 育児

これは私自身が反省しないといけないことなのですが、以前は「子供ってなんでもすぐに吸収するスポンジみたいな頭を持っていて、早く教えれば教えるほどたくさんのことを吸収できる能力を生まれた瞬間から持っている」こんな風に思っていたことがありました。そして子供の早期教育に熱心な親の中にはこう思っている人が比較的多い気がします。

でも違いますね。

私が子供が生まれてまじかにみるまで理解していなかったこと、それは
人間は超未熟な状態で生まれてきている
ということ。

赤ちゃんの体はからだははじめはふにゃふにゃで自立ができず、生まれてすぐ立ち上がって歩けるようになるこじかちゃんや、生まれたときにはすでに首が座っていてお母さんにしがみつけるお猿さんとは大違い。
人間は2足歩行を身に着けたが故に骨盤の形が変化し産道が細くなり、頭蓋骨が固まらない未熟なうちに産道を通さないと出産できなくなってしまったそうです。
というわけでおなかの外に出てから筋肉を身につけてやっと自分で起き上がることができる体が出来上がるのです。

機能はお腹の中でできていると言われながら目は外に出てから徐々にはっきりと輪郭を認識できるようになり、耳も徐々に環境音と言語を聞き分けれるようになり低音はさらに時間をかけて認識できるようになってきます。

そして手で細かいものを掴み握ることができるようになり、力の調整ができるようになって初めてクレヨンや鉛筆で線を描けるようになります。

これらの身体能力が子供の学習能力の基礎です。

ところで最近英語のオンラインレッスンをはじめた4歳のうちのういちゃん。
10分も一人でしっかり座ってることができません。なぜか溶けるように崩れ落ちていき、まだ終わらないの?と言ったり。
でも私に抱っこ状態で膝の上受講ならもう終わり?今日は早くない?というほどしっかり楽しめる様子。

70分のアニメ映画は余裕で集中して見てるのに、この違いはなんなのと観察していました。
するとテレビを見ている間は途中でフラフラどっかに歩いて行ったりもするんですが、大半の時間を寝転んでいる・・・・・。
あー・・・・・これか。わかったよ今君に必要なのは集中力ではなく筋肉だね。

小学校に入ったとしても45分の授業の間まっすぐ座っていられるだけの背筋がなければ、徐々に背中が曲がり、呼吸が浅くなり、脳の活動が鈍っていき、そして・・・・入眠。リビングで寝転びながら長時間テレビを見れても、まっすぐ座って人の話を聴けるだけの身体能力がないとお勉強どころではないわけです。
             
昔は夕方やお休みの日に子供達だけで公園などで遊ぶなんてこともよくありましたが、今時は危ない事件も多いのでそんなの無理ですし、そもそも近所の公園に人影がない。どうしても運動量は少なくなってしまいがち。筋肉量が足りなくてまっすぐ立てないこや、握力も昔より弱くなっていて筆圧が足りない子が多いのだとか。

身体能力は学習能力の大事な基盤。

そんなわけで運動系の習い事を検討していた我が家、ちょうどタイミングよく幼稚園終わりに園内でやってくれるダンス教室の新年度からの募集案内が来たので習わせようと思っています。

習い事とは違って普段から家庭の中で英語を取り入れた生活をすることで子供の英語力を培うというとりくみのことを「英語育児」や「親子英語」と言います。
オンラインレッスンって何?フォニックスって何?など英語育児の基本からわかりやすく紹介。
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